酸洗鋼板:熱間圧延鋼板の表面を酸洗いをし、酸化皮膜(ミルスケール)を除去した板です。表面を酸で洗ってますので、SPHCよりも加工性は良いです。板金・プレス加工の材料に用いられます。
SECCとは電気亜鉛めっきを施した冷間圧延鋼板(SPCC)で、板金・プレス加工の材料に用いられます。母材はSPCCですので材料特性は同等の特性値となります。加工性は良好で、深絞りにおいてもメッキが剥離しないのが特徴である板です。パソコンのカバー、車、金物、光電産業などに用いられる。
SUS304#2B:製造上2番目(冷間圧延)の工程で出来、仕上げがブライト(光沢のある)状態のため「No.2B」と表す。医療器材、食品工業、建材、機構カバーなどに用いられる。
SUS304#HL:ヘアライン (HL) 2BまたはBAの素材に、髪の毛状の細い研磨目を連続してつけた仕上げ。建材、機構カバーなどに用いられる。
SUS304#BA:冷間圧延後光輝熱処理とスキンパスを行った、きれいな光沢のある仕上げ。建材、電器、などに用いられる。